ローンあれこれ:おまとめローンとは

一言で言うと、おまとめローンとは、複数の金融機関から借りているお金を一つの金融機関にまとめて借り入れを行うというものです。方法としては、既存先でも新規先でもよいのでおまとめローンを申し込み、融資が実行されればそのお金で既存の借り入れ分を返済し、その後毎月おまとめローン分の返済を行っていくという流れになります。ところで、借り入れ先を一本化することにより、メリット、デメリット共に発生します。まずメリットですが、金利負担の軽減が図れます。通常借入額が少ないほど金利は高く、多いほど金利は低くなります。複数の借り入れを一つにまとめるのですから、総借入額は変わらないものの、一社からの借入額は大きくなるので金利は低くなります。また、消費者金融で借りていた分を銀行に変更できればさらに多くの金利軽減を見込むことが出来ます。つまり、支払額を少なくすることができるのです。次に毎月の返済日を一つにすることが出来ます。これにより管理が容易になります。また、これは債務整理ではないので、信用情報機関に登録される心配もありません。一方、デメリットですが、申し込み時にきちんと計算しておかなければかえって総支払額が増える可能性があります。例えば、金融機関側が返済期間を従来よりも長くしてしまうことがあります。これにより、金利をあまり下げなくても、月数が増える、つまり分母の数が増えるので一見すると毎月の返済額は減っているように見えます。しかし、返済月数が増えれば総支払額は増えてしまいます。次に、新規で担保や保証人を求められることがあります。毎月きちんと返済すれば問題ありませんが、万が一返済が滞るようなことになれば迷惑が掛かるケースが出てきます。また、通常借金先は4社を超えると審査は非常に厳しくなります。ところが一本化できれば借入先は1社になるので、その他の金融機関の審査に通りやすくなります。そのため新たな借り入れも可能になり、さらに新規で借り入れを行うという行為に出がちです。これは慎まなければなりません。以上のようなメリット、デメリットがありますが、きちんと管理して行えば生活は楽な方に導くことができます。ただし、申込めば誰でも利用することができるというものではありません。申し込みの際には必ず審査があるので、過去において延滞を繰り返していたり、債務整理を行っていたような場合は審査に通りにくくなります。また、小口で複数の会社から借り入れている場合は信用力が乏しいと判断されます。これらのことには気をつけておかなければなりません。